八王子市夢美術館 「押井守と映像の魔術師たち」

八王子市夢美術館

押井守と映像の魔術師たち」






もう一週間前になりますが、中学時代からの押井信者としては外せないということで行ってきました。
展示内容はスカイクロライノセンス攻殻人狼あたりの設定画や実写作品の衣装、小道具など
設定画関係は書籍化されたものが殆どで、しかもパネル展示が多くちょっとがっかりな感じでしたが
天使のたまごとトーキングヘッドの生絵コンテ(これらも書籍化されているが)は監督の生の筆致が確認できて興味深いものでした。

今回信者的な目玉としては97年に大々的に発表し、頓挫してしまった「GRM」の立体資料がみれたこと
有機生物的なメカデザインなどちょっと天野喜孝氏っぽい感じ(実際のメカデザは竹内敦志氏や前田真宏氏などだそうです。)
戦車なんかは天使のたまごのものによく似てましたね(主砲塔の旋回は出来なさそうな構造でしたが)
パイロット映像も作られてたはずですが今回の展示ではありませんでした。
権利的に難しいのかな?図録にも何故かGRM関係は一切載っていません。
この図録、上記のとおりほぼ既に書籍化されたものばかりのため、熱心なファンにはインタビュー以外あんまり意味がないものとなってました。




写真はデジタルエンジン構想発表当時のアニメージュ98年1月号
資料掘り出したら出てきました。
当時はこの発表にほんと興奮したのを覚えています。
右下のカットで大友氏と写ってるのは先日亡くなられた今敏監督ですね。